30歳 美活男子の東京徒然日記

30歳男子の東京生活日記です。ただの日記ではなく、色々な情報を発信していきたいと思います!

某CMのスタンドインのお仕事

皆様、こんにちは!

本日は某CMのスタンドインのお仕事をしてまいりました。スタンドインの仕事は初めてでしたので、どんなだろーってちょっと緊張しつつ現場へ向かいました。ちなみにこのスタンドインってのは、CMとかの映像を撮るためのカメラのアングルチェックや照明チェック、またタレントさんの動きや表情などもする事前確認の為のお仕事のこと。

撮影は長時間に及ぶことが圧倒的に多く、そんな長い時間ずっとメインのモデルさんを細かな確認作業の為だけに拘束させるわけにもいかないのです。だから、あらかじめ事前の確認事項は代用として別のモデルさんを使ってやり、メインモデルさんには最後に出てもらうっていう流れです。メインモデルさんには極力負荷をかけず、スムーズに撮影を終わらせたいわけです。なのでテレビに直接出演するわけじゃないんですが、本人の代替ということで身長、体重などの体型から髪型とか顔とかの容姿や雰囲気まで細かく求められることが多いのです。

今回私八雲は某大手企業の新製品をPRする、これまた某有名スポーツ選手のスタンドモデルとして現場入りしました。某某言ってるのは守秘義務だからですが、とりわけ芸能の業界は厳しいんです。ビジネスってお互いの信用から成り立つものですが、とりわけこの業界は特にそれが顕著です。さて、まずは現場入りしたら楽屋に行って着替えをするように指示されました。スタンドモデルの方はメインのモデルさんと極力同じ姿の必要があるので、衣装も現場で出されることが多いです。私の衣装もメインモデルさんと全く同じでした。早急に着替えを終えたら撮影の時間まで待機。1時間くらい待機してました。現場の製作スタッフさんは撮影の準備で色々とやることがあるのですが、モデルさんやエキストラさんなんかは案外待機してる時間のが長い場合があります。スタンドモデルの私とは別にエキストラの方が4人いて、その方達は私より前に待機してたのですが撮影時間は私より短く30分足らずでバラシとなりました。

さて、肝心のスタンドインのお仕事ですが、これがかなり難しい。まぁ案件によりけりなんですが、モデルさんが実際に撮影でやる演技などを当然求められるので(とはいえスタンドインの仕事をやるまで私は知りませんでしたが…)、けっこう演技の要求が多かったんです。いや、軽い表情とか動きの指示はあるだろうって思ったけど、まさかセリフまで事細かく指示があるとは!しかも、今回のスタンドインはちょっと特殊で、ある乗物に乗って運転しながら動きとセリフもやらなきゃならなくって非常に難しかったんです! ろくに運転したことない乗物だったから、操作に集中してセリフや演技がマトモに出来なかった〜(>_<) でも、それ以上に貴重な経験でした。現場でカメラを向けられながら演技することの難しさ、これを実感出来ただけでも次に繋がります。

自分という殻を破り捨てる、羞恥心を捨てる、この業界でお仕事をする上で絶対的に必要なことです。でも、このことって何も芸能界に限ったわけではないと思います。自分という可能性を広げる為にも、日常生活でも取り組んでいきたい教訓だなって思う八雲でした♪

せーいち

華金とは言うけれど…

皆様、こんにちは♪

 

最近ブログが全然書けてません…(>_<)

まぁ、仕事場が今まで横浜だったのが急遽品川に変わったあげく、タレントの仕事と他の仕事がブッキングしてトラブルになったりと、ここ最近地味に色々面倒な事に悩まされておりました。でもようやくちょっと落ち着いてきたかな…

 

なんか、ブログで改めて役に立つこと色々書こうって考えるとけっこう時間を取られることが今更分かったんです(笑) だから、ちょっとした小出しの内容でもいいから日記程度に書ければなって思います。

 

3月に入って歓送迎会が増えているせいか、この前の華金の帰宅時は電車内がすし詰め状態を遥かに超える、まるで拷問のような状態でした。いやはや、東京の通勤ラッシュはかなり警戒して極力巻き込まれないようにしてたものの、まさか華金の帰宅ラッシュが深夜0時にピークを迎えるなんて想定外。電車に重量制限を設けたら明らかにブザーが「ビー!」ってうるさく鳴るような状態にも関わらず、電車に乗り込む乗客もそれを後押しする駅員もお構いなしに既に飽和状態の車両内に更なる追い打ちをかける有様。飲み会後の酒と煙草まみれの人間が排出するCO2に汚染された空気で満たされる車両内は、まるである種の毒ガスが噴射されているかのよう…。それでも単なる満員電車ならまだ全然マシだったのです。終電ラッシュの電車に乗ることも不本意ながら徐々に慣れてきてしまっていたので。しかし、いつか泥酔者の誰かがやるんじゃないかという最悪な事が、その日遂に現実のものとなるのでした…。

 

いつも通り音楽を聴きながらすし詰め状態の電車に乗っていると、いきなり女性の悲鳴が聴こえてきたのです。まるで暴漢に襲われたか、いきなりナイフで刺されたかのようなとてつもなく甲高い悲鳴。私が音楽を聴いてるにも関わらず(それもけっこうなハードロック)、その音楽を消し去るかのような悲鳴。一体何事かと思ったものの、すし詰め状態の満員電車の中では確認のしようもない。いや、この時ばかりは確認しなくて良かったと心底思いました。悲鳴の先にいた乗客達が徐々に自分の鼻をつまみ始める。そして、ちらりと見える項垂れて下を向く1人のビジネスマン。…あぁ、なるほど。ついに、ついに自分が思ってた最悪な電車内の泥酔者に出くわしたというわけですか!

 

不幸中の幸いか、その泥酔者がやらかした時に私は最寄り駅に到着する頃でしたので、鼻を摘まむ必要もなく降りる事が出来ました。さらに、すし詰め状態が幸いして同じ車両の乗車口に居ながらも丁度反対方向でしたので、嫌なものを見なくて済みましたし被害に合わずに済みました。私以外にも降りる人はたくさんいましたね。もちろん、最寄り駅ではなく別の車両に移る為に降りたのは言うまでもありませんが…。実際見えなかったのでなんとも言えませんが、悲鳴を上げていた女性が被害に会ってないことを祈るばかりです…。

 

歓送迎会シーズンの華金の夜。いつも以上に羽目を外す人が増える時期ではありますが、流石に公共交通機関でそれをやってしまうのはヤバいでしょう。しかし、悲しい事に世間的には成人して精神的にも成熟していると思われる大人がこのような失敗をする事があるのです。酒は飲んでも飲まれるな。皆さんも飲みすぎにはくれぐれもお気をつけくださいませ^^;


せーいち

上京前のお話⑯ ~孤独な戦い ~

楽しかった留学時代。あまりに眩しすぎた留学時代。大好きなヨーロッパ。大切な遠い地の親友達、今となってはもう会えないけど、私の中では今でもずっと当時のまま彼らが親友であることには変わりません。そんな留学の余韻にいつまでも浸りたかったのですが、残念ながらそうもいきませんでした。

留学を終えて帰国したのが2009年7月末。そこから目指す国家一種試験が開かれるのは翌年の2010年5月の上旬。勉強の期間が1年もないし、厳しいことに私は政治、経済、法律も専攻したことがなかった。当時、国1種の一次は一般科目(センター試験で問われるような内容)と専門科目(行政、法律、経済といった、公務員として必要なより専門的な知識)が出題され、受験する公職によりけりですが、私が志望した法律職は名前の通り法律科目が出題されました。法律職を受けた理由は、一番受かる可能性が高かったため。そして、何より大学で専攻していない上記の科目の中では一番自分で勉強出来そうだったから。当時私は暗記が得意な方で、上記専門科目の中では暗記さえすれば点数が稼げそうな法律職が一番良いだろうという考え。

しかし、その考えがいかに甘かったかを実際に受験勉強を初めてすぐに痛感するのです。大学生のセンター科目のような一般科目に加えて、ろくに触れたこともない法律。憲法行政法民法、刑法、会社法、労働法、国際法…うーむ、数えてたらキリがない!まさかこの世の中がこんなにもたくさんの決まり事に縛られているなんてと感心するくらいに法というものは存在するのです。そして、その事実は私に匙を投げさせるには十分すぎるものでした。これは、さすがに独学では無理…。いや、もしかしたら可能かもしれない、でもたくさんの時間を費やす必要がある。当時の私にはそんな余裕はなく、迫る試験までの期間はもう半年とちょっと。とにかく時間がありませんでした。

そんなこんなで母に相談することにしました。母は私が公務員になることを望んでいたので、公務員試験を受験することを決めた時にとても喜んでくれましたし、応援してくれてました。短い期間で効率良く勉強するには予備校に通うのが1番だろうとの私の考えに喜んで同調してくれた。母は決して安くはない予備校代を出してくれました。自分の定期預金を崩してまで…。自分の子どもが自分の望んだものになろうとしている。そのための協力は惜しまない。今思えば、そんな母の想いを私は利用したのかもしれません…。私は公務員、それ自体になりたいわけじゃなかったから。私は私の夢を叶え、そして親友達との約束を果たしたかった。

とまれ、公務員試験を受験することには変わりありません。帰国後、予備校に通い始めた私はとにかく必死に勉強しました。それは孤独な戦いだったのでしょう。当時、世はまさにリーマンショック直後の就職大氷河期時代。内定やるから就活止めなさい、なんて言葉がハラスメント扱いされる今の時代ですが、当時の就活生がそんなありがたい言葉を頂いたならばすぐにでも就活を止めるでしょう。それほどに、今と昔では就活状況が違うのです。さらには今以上に大学在学中に就職するのが当たり前で、私が学生の時は大学3年の夏休みのインターンからすでに就活は始まったようなもので、大学4年になる春の4月から6月の間にはだいたいの学生が就職先を決めていた気がします。多分、4年生の7月になってもまだ決まってなかったら相当遅く、焦らなければならない。

私が留学したのは3年の8月の初め、そして帰国したのは4年のちょうど7月末。つまり私は普通の大学生が就活に励んでいる期間に留学していたのです。だから私は在学中の就職活動を全く経験したことがありませんでした。というか、在学中のそんな早い時期から就活を始めるなんておかしいという世間に対してひねくれた考えを持っていたので、敢えて就活をやらなかったのです。もちろん私が帰国した時に私の同期の学生達はほとんど就職先を決定していました。繰り返しになりますが当時はリーマンショック直後の大氷河期時代。学生が企業を選ぶなんて贅沢な事を出来るのはほんの一部の学生に限られ、ほとんどの学生が彼らの本意とは関係なしに、どこでもいいから何とか内定をもらえた先に就職するのが当たり前。そんなシビアな就活状況にも関わらず、就活期間をぶっ飛ばしてあまつさえ自分が勉強もしたことがないような難関試験に1年足らずで挑もうとした当時の自分は狂っているとしか言いようがないでしょう。とはいえ、一度心に決めたことをやり遂げなければ気が済まない厄介な性格なので、とにかく必死に毎日寝る間を惜しんで勉強しました。就職を決めて取りあえず安堵し、申し訳程度の卒論と卒業旅行の為の資金繰りに悩む幸せな同期達。そんな彼らを余所に私はただひたすら何かに取りつかれたように勉強をしていました。周りの同期が荒れ狂う社会の波に飛び込もうとする一方で、私もまた1人孤独に戦っていました。将来の心配をしている時間さえ今は惜しい…賽は投げられていたのです。

そんな感じで、気づけばあっという間に試験時期が近づいてきました。途中、何度か挫けそうになったり投げ出したくなることもありましたが、何とかモチベーションを維持出来ました。大切な思い出達がずっと私の心を支えてくれました。今思えば大変な日々だったけど、とても幸せな時間だったと言えます。世の中がどんなに不況で、無謀なことは止めろという至極真っ当かつ厳しい意見を私に突きつけようとも、自分の信念に基づきやりたいことを出来た私は幸せでした。さて、もう後悔はない。短期間でやれることはやったんだ。あとは試験本番を待つのみ!

試験前日の夜、勉強はあえてせずに近くの公園のベンチに座りただただ夜空を眺めていました。ただでさえ星などあまり見えない地元の空ですが、その夜はより一層どんよりとした暗闇が夜空を覆っていたのを今でも覚えています…。

つづく

その発想はなかったわ(笑)

人の考え方や発想って人それぞれ違って本当に面白いです。自分ではとてもじゃないけど思いつかないようなことを、別の人は案外簡単に思いついてしまう。そんなことがあるからこそ、人は自分以外の人の考えや意見を聞くべきだと思うし、逆に聞かないともったいないと思うんです。だって、もしかしたら自分一人では死ぬまで考えもしなかった事が、すぐ隣の人の意見に耳を傾けるだけで発見できるから。だから、私は自分と違った考えや意見を持つ人の話を聞くのが好きなんです。

 

そう、色んな価値観や考え方を理解して受け入れる事はとても大切だし、私自身出来る限りそうして生きてきました。ええ、生きてきましたとも。外国語を学んだのも、なるべく色んな人の考えに触れたかったからというのが理由の1つです。そう、だから自分ではけっこう色々な物を受け入れる広い視野というものを持っていると思うのです。うん、そのはずだったのに…。

 

つい先月、はるばる遠くから親友君が訪ねてきてくれました。彼は立派な警察官。昼夜を問わず市民の安全を守る彼は私にとっても誇りです。決して税金泥棒などとは思ったことはありません。さて、そんな親友君ですが、親切にも手土産にワインを2本持ってきてくれたのです。私がワインが好きなことを知っての手土産。実に気が利くではありませんか!そしてさらに親切なことに土産2本のワインをブラインドテイスティングさせてくれました。うん、最近ソムリエとしての感が鈍るどころか錆びついてきてたので、これは良い機会。ありがとう、親友君!

 

ちなみに2本とも赤ワイン。自分の味覚嗅覚を最大限まで高めて明後日の方向を見ながら親友君の抜栓を待つ。そして親友君が手渡してくれた1本目のワインを見る。うーむ、外観は透き通るような淡いルージュ。とにかく透き通るような淡さで、この時点でブドウの特徴がよく表れている。とまれ、ここでブドウ品種を断定するのは時期尚早!テイスティングのコツは、「初めから答えを断定せずに幅広く選択肢を持つこと」なのです。初めのうちはブドウ品種、産地、ヴィンテージを当てようとするあまり、答えを早めに出そうとしがちになります。しかし、それでは狭い視野で断定的にしかワインを判断出来なくなってしまいます。仮にそこでたまたま当たったとしても、それは本当にたまたま当たっただけで、そのワインの本質を的確にとらえられているとは限らないのです。逆に言えば、品種や産地などは別に外れても問題ないとさえ思います。そのワインの本質さえ的確にとらえられて、かつ、それをお客様に提供出来さえすれば。

 

さて、次は香りをチェック。黒色の果物というよりは、赤色の果物の香りを感じる。そして複雑さよりもブドウ本来の香りをシンプルに感じる。お味のほうはいかがだろうか?…うーむ、果実味はしっかり感じるが、同時に豊富でチャーミングな酸味を感じる。舌の奥に残るタンニンはあまり感じないので量は多くないと思う。余韻は短め。総合的に考えると、色素がかなり淡いので、冷涼な気候で育てられたブドウで、果皮も薄めで醸しの期間も短めなのかなぁ。香りは熟成からくる香りや樽香も感じられず、ひたすら果実由来のシンプルな香りがするので旧世界(ヨーロッパ)よりも新世界(ヨーロッパ以外)のワインだと思う。味わいはとにかく生き生きとした酸味を感じたので、まだ若いワインか元々酸味を豊富に含んでいるブドウを使ったワインなのかな。ただ、色調を見ると若々しいワインにみられる紫の色素もなかったし、これだけ透き通る色調で酸味も豊富ならば、若さ故にくる酸味というよりブドウ本来の特徴としてとらえた方が正しいだろうと考える。よし!答えは出たぞ、親友君!答えは、品種がピノ・ノワール100%。国はニュージーランド。ヴィンテージは2014。…どうよ?

 

結果はヴィンテージが2015を除いて、正解しました!その時は当ててめちゃめちゃ嬉しかったんですが、今思うとさすがにこれはソムリエとして外せない常識問題でしたね。っていってもヴィンテージ間違っとるし(^^;) そして、親友君が差し出した2本目のワイン。このワインに関しては見事に全部外しました(笑) 南アフリカの複数の品種をブレンドして造られたワインだそうで、そんなの私にゃ分かりません(>_<)

 

いやぁ、でも美味しかったです♪ 私の為に気をつかってワインを手土産にくれて、おまけにブラインドテイスティングまでしてくれた親友君。彼には本当に感謝感謝♪ さて、ここで晩飯を食べに出かけようという話になったので、残りのワインはまた後でちびちび楽しむことにしました。しかし、しっかりと頂いたワインの栓をして出かけようとしたその時、少し異変に気付いたのです。

 

あれ?ニュージーランドのワインのコルク栓がない。おい、親友君。抜栓した時のコルクはどうしたんだい?…彼は、知らないの一点張り。え?じゃあそこら辺に転がっとるんじゃないかと見渡しても見つからず…。ん?待てよ。確かニュージーワインって赤ワインもほぼほぼスクリューキャップが使用されていたような。でもスクリューキャップもないし、ブラインドテイスティングの時もスクリューキャップを開栓したような音もしなかったし…。おかしいなぁと思って、酔った状態ながらも冷静にワインに目をやると、なんとも信じがたい恐ろしくも可笑しい光景を目にしたのです…。

 

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!? ちょっとぼやけて分かりにくいか…

 

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!? まさか…えぇ、まさか!我が目を疑って二度見どころか何度も見てしまった。そしてはっきりと理解しました。彼は手で捻れば簡単に開けられるスクリューキャップをわざわざコルクを抜栓するようソムリエナイフを使って開けたのだ、と。この事実を認識したのち、私は腹から笑いがこみ上げて爆発してしまうことになるのですが、中々に値段のする私のソムリエナイフでこのような蛮行に及んだと知った時、あまり笑えたもんでもないなぁ…って、自分の笑いの沸点の低さを恨めしくも思うのでした。いや、まぁあまりに面白かったのでそんなこと全然気にしないけどね(笑) ちなみに親友君はお酒をほとんど飲みません。だから自分でお酒を買うこともありません。ワインなんて私への手土産以外では買いませんので、ワインボトルの構造もよく分からなかったのでしょう。彼は赤ワインは全てコルクで栓がされていると思っていたようで、抜栓時もスクリューキャップの固さと格闘しつつもすごいスピーディにソムリエナイフで抜栓してくれました。

 

人の発想や考え方は実に多様です。だから常識も人それぞれ。それ自体はとても良いことだと思うし、その多様性をなるべく広く受け入れようという私の姿勢は今後も決して変わりません。でもね、親友君。さすがにその発想はなかったわ(笑)

ソムリエ試験を独学で合格する方法③ ~ソムリエ試験は独学でも十分に受かります~

皆様、こんにちは!

前回は一次試験突破の為の勉強方法を自分の経験を踏まえてお伝えしましたが、前回のブログから更新期間が随分と空いてしまいました(>_<) 今回は二次・三次試験を独学で突破する為にどうすればいいかを、私の経験を踏まえながら皆様に伝えていきたいと思います。

…と言っても、実は私も二次・三次試験の対策に関しては、ほとんどあるサイトの情報に依存していました。そのサイトとは…

「ワイン受験.com」

というサイトです。
このサイトを運営しているのは山崎和夫さんという方で、ワインスクールの講師などもやられている方で、ワインを教える事に関してはベテランの人だとか。そんな方が、独学でソムリエ試験を目指す方の為に開いたサイトなので、独学者にとってはかなり有益な情報がたくさん載っています。たとえば、二次試験の勉強用のワインもこのサイトに載ってるものを参考にして購入したものも多くありましたし、二次試験突破に必要な「テイスティング用語の選択」なども、ほとんどこのサイトの法則に従って当日のテストの解答を選びました。ぜひ一度サイトを訪れてみてください!二次試験突破の為の必要な情報が、だいたいこのサイトで手に入ると思います。

テイスティングの練習方法なんかも参考になりましたね。「小瓶詰め替え方法」っていって、150mlくらいで売られているCCレモンを大量に買って、飲んだら空瓶をよく洗って取っておく。そしたら購入したワインをその小瓶に何本も詰め替えて数回に分けてテイスティング出来るようにする。小瓶に満タンに詰めることで酸化を抑え、かつスクリューキャップなので空気も入らない。ワインセラーがなくとも3カ月くらいは購入した時の状態を保てるので、何回もテイスティング出来て便利です。

では、三次試験のサービス実技テストはどうすればいいのか?こればかりはこのサイトにも明確な勉強方法は載っていません。むしろ実技なので、勉強とは違っていかにワインサービスの流れや、やり方を体に叩き込むかが重要です。体に叩き込むといっても、我流のサービスの仕方ではダメです。実際の現場では不自然と思ってしまうような、いかにも試験的で教科書的なサービスを覚える必要があります。どんなサービスをするにも、基本のフォームというのを理解している必要があります。試験ではこの基本的なフォームをしっかり試験官の前で実演する必要があります。

と言っても、三次試験はそこまで気負いする必要はないようです。なんせ、二次試験を突破した人の約9割は三次試験も突破しています(合格率は協会HP参照)。つまり、普段の飲食のサービス業務を行っていれば、当日よっぽど滅茶苦茶なことをやらない限り、三次試験は受かると思ってよいです。ちなみに私の場合、二次試験の合格発表後に三次試験の対策をやりました。自分の部屋を出来る限り本番の試験場の状態にレイアウトして、後は協会が配信する実技動画を見てひたすら真似して繰り返す。それと並行して実際の仕事の中で店のオーナーや常連のお客様に協力して頂いて現場慣れもしておく、といった感じに対策をしてました。繰り返しやって体に染み込ませ、考えずとも自然と正しいサービスが出る状態まで練習するのがベストです。

ソムリエ試験は年々難しくなっていると聞きます。しかし恐れる必要は全くありません。高校・大学受験の勉強に比べれば出題量や問われる知識も大したことはないと個人的には考えています。とはいえ、中途半端な勉強で合格する試験かと言われればそうじゃありません。どんな試験であれ合格するにはその試験に適した対策が必要ですし、逆にそれさえできればだいたいの試験は受かります。あとは「やる気」ですね!ソムリエ試験の内容自体より、むしろ勉強のモチベーションを維持するほうが難しいかもしれません…。こればかりは受験する皆様の気持ちに依存することになりますが、「初めから気負わないこと」これが大切かなぁ。初めから全て完璧にしようとしなくてもいいです。初めは「広く浅く」で、覚えたことも何度も忘れます。でも「一通り全部を必ずやる。そしてそれを反復運動のごとく繰り返すこと」これが重要だと思います。一番最悪なパターンは、初めから深く入り込んで、覚えられないことが嫌になって勉強を止めるパターンです…。勉強は気長にやりましょう♪

ソムリエ試験を受験する方の合格を心からお祈り申し上げます!

せーいち

日本最古のチーズを食べよう♪ ~蘇~

そうそう、そういえばこの前のアンテナショップ巡りでビックリな発見!奈良県のアンテナショップで売られてたんですが、見つけた時はもうテンション上がりまくりました!それがこの「蘇」というチーズです♪

 

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蘇(そ)って何かっていうと、チーズです。しかし、ただのチーズじゃないんです。これ、日本最古のチーズって言われているのが蘇なんですが、それを当時のまま忠実に再現したチーズなんです!チーズ専門店でも売ってるの見たことなかったので、まさかこんな所でお目にかかるとは!実は今年チーズプロフェッショナル(チーズのソムリエみたいなもの)の試験を受けようと思って勉強中なんですが、それもあって見つけたときかなり感動しました!さて、肝心の中身は…

 

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丁寧に内包されております。外の木箱の木は奈良県産の杉か松かを使用したものらしく、中身も美しくもどこか質素な「和」の美しさを感じます。では、食べてみましょう♪

 

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保存料、食品添加物、その他砂糖などの調味料は一切使用していないその味はまさに自然の味そのものでした。外観はご覧の通り茶色で、硬さはセミハードタイプのチーズくらいの固さでした。食べるとシャリっとした触感も楽しめます。味わいは自然な味わいからくる、穏やかな塩気、牛乳由来の自然な甘味、そして口の中にミルクの風味がしっかりと広がります。お菓子のキャラメルにも似た風味と触感でした!

アンテナショップ巡り、たまにやらないことをやると新しい発見があるものですね~。チーズに興味がある方などは是非奈良県のアンテナショップに行って見つけてみてくださいね♪

 

せーいち

アンテナショップ巡り♪

つい先日、遠方からはるばる友人君が訪ねてきてくれました♪ なんでも、東京で各都道府県のアンテナショップ巡りがしたいとのこと。そういえば銀座や日本橋を歩いているとけっこう目に入るアンテナショップですが、今まであえて入ろうとしなかったなぁ…。いい機会だし一緒に巡ってきました!

 

いやぁ、東京は本当に色々な「物」が集まる都市ですね。それは単純な物だけでなく、人や文化など、ありとあらゆるものが集まります。そんなことは上京前から何となく分かってましたし、実際に住んでても実感していたんですが、今回、アンテナショップ巡りをして改めて実感させられました。

 

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これ、全部今回のアンテナショップ巡りで買ったやつです。しかもほぼ全部友人が1人で買ったもの!僕が買ったのは1個だけ。友人は各アンテナショップを訪れる度に必ず商品を1、2個は購入してました。銀座や日本橋にあるアンテナショップの数は少なくとも25店以上で、ほぼ全部巡ったので友人は低く見積もって2万円以上のお金を各都道府県の物産に費やしたのです。なんてやつだ…( ̄▽ ̄;)

 

それにしても、東京に居ながら全国周遊旅行を体験出来るなんて…。もちろん、実際に観光するのとアンテナショップへ行くのとでは意味が違ってきますが、アンテナショップと侮るなかれ! 物産の種類は豊富だし、アンテナショップによってはイートインスペースやその県の郷土料理を使った居酒屋などもあるのです。ちなみに大分県のアンテナショップには足湯などもありました!

 

東京の人達に地方の魅力を知ってもらいたい、というのがアンテナショップの目的の1つだと思います。確かに、魅力は感じるし行ってみたいなって思うんですが、だんだん買物していくうちに不思議と満足してしまうんですよね、アンテナショップで十分だって笑  

 

一度茨城県に行って本場の水戸納豆を食べてみたい!って気持ちがけっこうあったんですが、茨城県のアンテナショップに色んな水戸納豆が置いてあって。あぁ、こんな身近にあるならわざわざ行かなくていいかって思っちゃいましたし、滋賀に行ったら食べてみたいって思ってた特産の「鮒寿司」、これもアンテナショップに売られてたので購入。滋賀県にも満足しちゃいました笑

 

アンテナショップはグルメやお土産がメインで、実際の観光スポットへは現地に行くしかないんですが、特に大人にとっての観光って結局グルメとお土産がメインになりますよね^^;  そうすると地方誘致としてのアンテナショップの機能については少し考えさせられるものがあります。

 

でも、とっても楽しかったですね、アンテナショップ巡り♪ 東京のアンテナショップのほとんどは銀座・日本橋エリアに集中しています。現地に行けば各アンテナショップの場所が載ってる地図も置いてあります。観光やデートとかにもおススメですね!皆様も是非一度東京で国内旅行を満喫してみてはいかがでしょうか?

 

せーいち