30歳 美活男子の東京徒然日記

30歳男子の東京生活日記です。ただの日記ではなく、色々な情報を発信していきたいと思います!

上京前のお話②~大学生活の挫折からドイツ留学へ~

皆様、こんにちは!
前回は僕がお世話になってたお店との出会いを紹介しました。
初めはただのバイトだったってわけですな。

基本、忙しくなる週末の為の人員として働き始めました。実際働いて見て分かったんですが、最初の印象ほど悪くなく、むしろ楽しかったんですよね。
オーナーシェフも、始めの印象や外見は僕の評価ではかなりの低ランクでしたが、話したり接したりしてるとそこまで悪い人ではなさそうでした(上から目線 笑)
まぁ、当時の社員さんには怒鳴ってたし、一緒に働いてた奥さんともよく喧嘩してましたけどね!
そのピリピリ感をバイトの人には見せないようと夫妻は努力してましたが…残念!普通に分かりやすく伝わっておりました(笑)
そんな空気を察しながら僕は中立の立場で仕事をこなしていたわけでございます。

そんなバタバタなオープンしたてのお店でしたが、当時は人もお店もとにかく元気で活気に溢れてました。何もかもが若かったなぁ…。今となっては地元に根付いた、落ち着きのある大人のお店として営業されてます。一つのお店を切り盛りしていくのは、相当大変な事だと思います。飲食業界は参入しやすいビジネスな分、長年続けていくのが難しいビジネスですから…。開業して3年続けば良い方です。そんな厳しい環境の中、10年以上個人で続けられているのですからたいしたものです。

ともかく、そんな感じで大学とアルバイトと、順調な大学時代を満喫していました…大学2年の後半までは。

誰でも人生に何度かは苦い思い出や、語りたくない事、忘れたい出来事があると思います。そういった出来事の1つを、僕は大学2年の時に経験することになったのです。
こればかりはあまり詳しく話せませんが、人間関係のゴタゴタやトラブルがあったんです。社会に出ればそんなトラブルありふれたものですが、その時の出来事はそういったものとはかなり違う、異質なものでした…。いつまでも後にねっとり引き、10年以上経った今でさえ笑い話にも出来ません。悲しみとかを通り越して心が空っぽになったあの時のことは、今でも鮮明に覚えてるんです。

人って楽しい出来事より悲しい出来事のほうが記憶に残りやすいのかもしれませんね…。

そんな時に、たまたま大学からドイツへの交換留学の話が出てきたんです。うちの大学は今までドイツの大学との交換留学の提携がなくって、たまたま僕が大学2年の時に始めて提携したんです。
これは行くしかない!…そう思いました。だって後一年遅かったら大学3年生、就活始めてたから行かなかったと思うし、留学も交換留学じゃないと、とてもじゃないけど行けなかったですね。休学して行くと学費が余計にかかるし、単位も認められないので。

そんなこんなで留学を志望して、大学の審査も通って運良く給付型の奨学金も頂くことが出来ました。憧れの地に行ける!…そんな純粋なワクワクとした気持ちだけを持って行ければ良かったのですが、当時の僕はある種の「癒し」を求めて日本を旅立った気がします。空っぽになった心を埋めてくれる「何か」を求めて…

せーいち