30歳 美活男子の東京徒然日記

30歳男子の東京生活日記です。ただの日記ではなく、色々な情報を発信していきたいと思います!

上京前のお話⑧〜ドイツ留学時代 大学生活前期~

9月から約一ヶ月間行われた語学学校でのクラスも終え、いよいよ大学に正式に入学することになりました。語学学校で最後に行われたドイツ語能力証明試験も無事基準値以上の成績を修めることが出来ました。語学学校のクラスも終えて一段落…とはいきません。ここからが本番です。

ドイツの大学は冬期夏季学期に分かれており、10月と4月に応募があります。一般的なのは10月入学で僕も10月に入学するのを目標にしていました。大学では歴史学政治学を専攻していました。歴史は特に中世ヨーロッパの末期14-15世紀くらいの歴史、政治はドイツ一国でなくEU全体の政治システムについて勉強してました。

しかし今思い返すと当時の僕はなんでそんな分野を専攻したんでしょうか?政治は自分でもよく分からないですが、歴史は中世史がけっこう好きだったんです。ヨーロッパの雰囲気や街並みが好きだったし、それらの基になった時代を勉強したいと思ったのでしょう。

初めての海外での講義は新鮮そのものでした。講義によって人数の多い少ないはあれど、とにかく皆積極的に意見を言ったり質問したりするんです。これは語学学校で感じたことと同じことですね。
それから講義に出席してる学生が若い方だけでなく、ご年配の方もけっこういたこと、これには驚きました。彼らは大学の学生なのでしょうか?それともただの一般人なのでしょうか?当時も今もドイツの大学の仕組みがいまいちよく分かってませんが…恐らく広く一般にも開講されてる講義がいくつかあるんだと思います。

日本では大学を卒業後に何かを学ぶということはあまりありません。もちろん、社会に出ることで学生とは違った様々な事を学びますし、資格等の仕事の実益になるような勉強はします。ですが、学生時代のように社会や仕事関係なしに純粋に何かを学ぶ=学問をするということはあまりしないと思います。でも、海外では仕事をしながらも大学に在学して何かを学ぶという事は珍しくありません。文化に優劣はつけられませんが、この点は羨ましく思います。

肝心の講義はどうだったかというと、何言ってるのかさっぱりでした(笑)開始してすぐは集中力もあって何とか理解できなくもなかった。でも途中1回でも理解し損ねると、もうその先はダメですね。置いていかれる感じです。講義の内容なんてのは予習していくしかないです。内容よりもドイツ語を聴くことに集中してました。

そんな感じで講義にはなんとか食らいついていましたが、当時の僕は大学以外の日常生活は何をしてたんでしょうか?基本的に留学前期はドイツ語の勉強や大学の課題中心の勉強してました。それ以外ではベルリンの街並みを散歩したりして、少しずつ自分が生活出来る範囲を広げていきました。あとは自分の住む寮の子達と寮の共同スペースで話したり飲んだり、パーティーやナイトクラブにも行きましたね。そうそう、ベルリンって終電が週末は基本なくって公共交通機関が朝まで動いてるんですよね!平日も夜中に電車はないけど、バスは朝まで動いてるので終電を気にしなくていいっていう。まさにナイトクラブを楽しむための街ですね♪お酒にたいしても緩くって、バスや電車の中でも飲んでましたね。

以上、大学前期終わりの12月下旬頃までは生活環境に慣れることに追われていた気がします。本当はもっと色々な事があったのですが、キリがないのでこれくらいにまとめておきましょう。

せーいち