30歳 美活男子の東京徒然日記

30歳男子の東京生活日記です。ただの日記ではなく、色々な情報を発信していきたいと思います!

某大手出版社が発行する雑誌の撮影~1日目~

みなさま、こんにちは!
ブログの更新が空いてしまいましたが
つい先日、念願の初仕事をして参りました!
お仕事内容はタイトルにある通り、某大手出版社が発行する雑誌の撮影です。

撮影中私は何してたんだと言いますと、簡単にいえばエキストラのチョイ役です! いや、エキストラのチョイ役のはずだったし、事務所からもそう言われてたんですが、実際に現場入りして撮影が始まると、なんか想像してたのとだいぶ違ってたんですよね…(^_^;)

今回の撮影のメインはとあるモデルの方を起用した撮影とのこと。実際に間近で見ましたが、とても綺麗な方でした!こんな綺麗な方とお仕事を一緒にやらせて頂けてるなんてそれだけで光栄です♪ ちなみに撮影は2/3と2/6の二日間で行われました。

撮影一日目の2/3、実はお仕事が決定したのはその前日の2/2の夕方。別のお仕事をしてて休憩時間にメール見たら事務所から連絡が入ってて、「明日の案件決定しました。メール確認したら至急返信してください」と連絡がありました。ちょっと待ってよ!撮影日の前日の夕方に決定なんて急すぎるでしょ!しかも、持ち物も要求されまして、雑誌の4月号用なので季節的に春物の明るめの服でお願いしますと言われました。いやいや、いきなり春物とか言われても困りますよ…今は冬ですし(^-^; まぁ、エキストラだしほとんど映んないからテキトーでいいかって軽く流しましたけど、まさかこんな急な連絡とは思いませんでした。終いには八雲さんは別でスーツ持ってきてください、だって…。

集合は銀座の某高級時計店前に8時20分集合とのこと。昼くらいまでダラダラと寝て過ごす休日ばかり思い描いていたので、思ったより早く起きなきゃいけない事実を突きつけられて残念な気持ちになりました…。とりあえず事務所から送られてきた撮影の香盤表(撮影当日の段取り表のこと)を印刷して、お酒を飲んで早く寝ました。

撮影当日の朝。昨晩、景気づけに飲みすぎたお酒のダメージを抱えながらも、集合10分前には到着。現場には撮影機材を運ぶ車が何台か止まってて、その周りには撮影製作のスタッフの方達が色々準備されてました。なんか皆さんいかにも番組製作スタッフ的な雰囲気を出してるんですよね。服装や髪型、顔付きとか、みんないかにもってオーラを出している。不思議ですよね。そして、おぉ、ロケバスがある!段々と自分が芸能のお仕事をしてるって実感が沸いてきました。

最初の現場は集合場所の銀座某高級時計店での撮影。時計を眺めるメインモデルさんの側で時計を眺める買物客の役。 いかにもエキストラな役って感じですが、ここで現場から動きをつけて欲しいとの依頼がありました。ただ眺めるだけでなく、左右に動いたり、時計を覗きこんだり食い入るようにして見たりして動きをつけてくださいとのこと。しかも、撮影器具については全然分からないんですが、かなりスローになるモードで撮影しているから8倍速くらいで動いてくださいって。何だそりゃ?とにかく、反復横跳びしてるみたいに体を動かしました。倍速ながらも自然な感じで動かしてって…かなり難しいです。しかもけっこう疲れるんです。ともあれ、最初の現場での撮影はなんとか無事終了しました。タクシーに乗って次の場所へ向かいます。

2つ目の撮影現場は日本橋にある某イタリア料理店での撮影。私はメインのモデルさんが座ってる席の周りにいるお店のお客さん役。席に二人で座ってて、ふと立ち上がってトイレに行く一般人の役でした。全然目立たない一般人の役だと思ってたんですが、なんとモデルさんの席の隣の席に座らされて!けっこう近くてビックリしました…。そして、とにかく現場が寒い!まだ開店前での撮影で空調も効いてないし、お店の入口の扉は機材やら人やらが行き来するので常にオープン。しかも席はモデルさんの映りが良いように窓側の席で一層寒い。そして何より、服が春物であること。今回の撮影映像や画像は春向け雑誌に使われるので、冬服を着ていてはおかしいんです。ファッション専門の雑誌ではないですが、女性向けの流行を取り入れた雑誌なので、季節感は重要です。プロ根性で我慢するしかありません!

3つ目の現場は銀座のとある交差点にて撮影。モデルさんが横断歩道を渡る姿を撮影してて、私はその横断歩道を渡る通行人の1人という設定。通行のエキストラというと、渋谷のスクランブル交差点を渡る大量の人波みたいなのを思い描いてたんですが、今回モデルさんと一緒に渡る通行人のエキストラさんは10人程度。なかでも、私はモデルさんからかなり近い距離を歩く通行人の役でした。エキストラ役と事務所に聞いていたんですが、エキストラってこんなメインと距離が近いっけ?と疑問に思いつつ、寒さに耐えながら仕事をこなしました。本当、前の現場からの寒さの体への蓄積がやばい!そう考えると芸人さんの過酷ロケは本当に辛いし、それに耐える芸人さんはすごい!の一言。よもや私が身をもって実感するとは思いませんでしたが…。

さて、寒さに耐えに耐えて体が限界にきてる中、ようやく3つ目の現場が終わりました。交差点での撮影って本当に大変でした。信号機や一般の車は通常運行ですから、こちらが撮影のタイミングを合わせなければいけない。あんなに信号渡ったの初めてです笑 それに加えて、周りの人達も何かの撮影か?ってざわつき始めました。そして、その時の気分が何ともいえない不思議な気分だったんです。だって、今まではそういう現場を見かけたらざわついたり、覗きこむ側の人間でしたから。何やってんだろ〜?ってな感じで。でも、今回は違う。今回自分は注目されている側なんだ。まぁ、注目されてるのはあくまでメインモデルさんで、私はただのエキストラなんですけど笑 でも、とても気分が良かったです♪

4つ目の現場は、実は3つ目の現場と同じ。ただ、時間を明るい時と日が沈んだ後の2パターン撮りたいとのこと。撮影まで時間があったので、他の共演者の方と近くの飲食店でテキトーに時間を潰しました。冷えきった体をなんとか温めて夜に備えなければ!ただでさえ昼間寒かったので、夜はもうどうなるんでしょう?そう考えるとメインのモデルさんも大変ですね。他の方にくらべて丁重に扱われて、撮影時以外は極力暖かいロケバスで待機してますが、撮影の時は外に出なきゃだし、寒い所暖かい所を行き来するのも大変です。あ、ロケバスといえば、今回初めてロケバスに乗りました♪何かもう気分は芸能人でした笑

さて、撮影の時間がやって参りました。内容はほぼ一緒。違うのは時間と寒さだけ。寒…マジヤバい!こんなに過酷なロケだとは思わなかった…。2日目は万全の状態で臨まなければ!…無事一日目の撮影が終了し、冷えに冷えきった体を熱々の湯舟に浸かって温めたいと思いつつ、配られた初ロケ弁を手に帰路につくせーいちでした。

二日目に続く