30歳 美活男子の東京徒然日記

30歳男子の東京生活日記です。ただの日記ではなく、色々な情報を発信していきたいと思います!

お久しぶりのくら寿司♪

僕はお魚が大好きです♪

だから、お寿司も大好きなんです!僕は普段はパン派で、お米を普段ほとんど食べません。食べる時はお寿司のシャリとして食べる以外、本当にお米を食べません。休日もだいたいどこかのお寿司屋さんに行ってます。特に好きなのが、飲み過ぎた次の日の休日11時半頃にお寿司屋さんに行くこと。飲み過ぎて11時頃に起きて、ちょっと気持ちがふわふわと浮いてる状態で近所のお寿司屋さんに行きます。そこで必ず頼むのが「本日のお魚のあら汁」。二日酔いの状態で寝起きにこれを飲むと本当に幸せな気分になれます!生きてて本当に良かったって思うくらいです(笑)

 

そんな感じで本日は休日、いつも通りどこかのお寿司屋さんでお腹を満たそうと思ったんですが、ふと考えたんですね。そういえば最近、百円寿司全然食べてないな~って。別に普段お高いお寿司屋さんに行ってるわけでもないです。むしろ百円寿司並みに低価格で食べれるお店も東京にはたくさんあります。でも、百円寿司を売りにして全国展開してる、スシローとかくら寿司かっぱ寿司といった大手チェーン店が全然ないんです。こういったチェーン店はやはりファミリー向けなのか、都心に近づくほど見かけないです。世田谷区、板橋区江戸川区といったちょっと都心から離れたベッドタウンの区にはあるようです。

 

それでもなんか無性に食べたくなって、ネットで調べました!一番近そうな所はどこだろ~? なんと品川駅前にくら寿司がありました!

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ビルの中にあるんですね~。すごい斬新!

愛知に居た頃はひとつの建物でしか見たことなかったから、建物の中に入ってる百円寿司チェーン店は中々お目にかかれなかった。早速、期待に胸を躍らせて中に入りました。

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はまちに

 

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左から国産のボラを使ったゆず風味、秋刀魚、鰯。ネタがめちゃめちゃでかくてびっくりしました!でも、青物は鮮度の管理が難しいですね…。どうしても青物独特の良い風味より、臭みが先に出てしまいますから。

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こちら、竹姫寿司っていうインスタ映えを考慮に入れたお寿司。かぐや姫をイメージしたもので、竹型の容器にお寿司が入ってます。これが一番好きでした♪

 

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締めのデザート。ミルクタルト、みたいに書いてありましたね。

 

久しぶりの大手チェーン店のお寿司、多分ここ2年間は行ってませんでした。驚いたのは、サイドメニューが豊富であったこと。ラーメン、カレーに加え担々麺や餃子、牛丼もありましたからね(笑) 肝心のお寿司はというと、とにかくネタが大きかったです。ボリューミーでさすがファミリー向けです。ビジネスマンの方も満足いく大きさじゃないかな?

 

普通に美味しく食べれましたよ!  でもやっぱり、「美味しい!」と思わせるのはそんなに難しくないけど、「感動した!」って料理で思わせるのは本当に難しいんだなって思いましたね。いつかそんな料理やお酒に出会えることを楽しみに、東京の街を飲み歩くせーいちでした♪

 

せーいち

上京前のお話➉〜ドイツ留学時代 ヨーロッパ放浪の旅 前半~

いよいよ旅立ちの日が近づいてきました。僕が愛したヨーロッパ、そのヨーロッパをこの目で直に見て、その雰囲気を全身で感じる旅に出る。旅は親しい子達と行くのも面白いけど、僕はやっぱり一人旅が好き。自分を知ってる人間は周りに誰もいない。誰もいないからこそ僕は旅の中で自分が生きてることを一層実感出来るんです。自分で行き先や道を決め、時には迷って方向変換したり…まるで人の人生ですね。

今回の旅は放浪の旅とはいえ、ある程度の行き先とかルートは一応決めていました。期間は約二カ月。初めは北欧のスウェーデンに行き、そこから飛行機でフランスに行く。その後はユーレイルパスという特定の電車に乗り放題のチケットを使い、フランス、スペイン、ポルトガルときてまたスペインに。スペインは国中を周遊し、最後に留学中に出会った一番の親友であるカルロスという子の家、バルセロナにあるのですが、帰省中の彼を訪ねてベルリンに戻る、そんな計画でした。なので、ヨーロッパ放浪といっても、フランスやスペインが中心でした。本当はイタリアも組み込みたかったんです。でも諦めました。イタリアを貧乏旅行で周りたくなかったんです。あとは、放浪中に致命的なトラブルに見舞われたから断念せざるを得ないのもありましたが…。

スウェーデンは首都であるストックホルムに滞在。2月半ばということもあり、雪が降り積もりとても寒かったです。街並みは白く彩られていましたが、とても美しかったです。ストックホルムに数日滞在したら、次はフランスのパリまで飛行機で行きました。そしてこの時にある大きな問題が、生じました。なんと、キャッシュカードが使えなくって現金が下ろせなくなったのです!どんなカードを持ってたかあまり覚えてませんが、ヨーロッパの国の主要都市ならどこでも下ろせるメガバンクみたいなカードだったんです。海外では多額の現金を持ち歩くのは危険なため、所持金はあえて少な目にしたんです。多分3万ちょいくらいだったと思います。必要であれば都度引き落とす予定でしたから。

そんな感じでドイツを旅立って約一週間しないうちに、引き返すか否かの選択を迫られました。さすがに3万ちょいの所持金であと一ヶ月以上異国の地で過ごすのは無理ではないか?そう思って普通ならそこで引き返すでしょう。でも当時の僕は引き返さなかった。一応主要な路線のパスは持っていたので移動は出来る。それに、何となく旅の流れに身を任せてみたかったんです。こんなトラブルすらも旅の一部、この旅はこうなるのが運命だったんだと、すんなりと受け入れたのです。

フランスではパリに四日間滞在したのですが、そのうち二日は野宿しました。残り二日はとにかく安い宿を求めて、パリの中でも治安の悪いエリアでユースホステル探しをしてました。そういうエリアは観光地と違って宿泊費をかなり安く抑えられるから。もちろん、ぼったくられないように注意しましたけどね。海外では日本人と分かると、その優しい国民性に付け入られることが多いので、毅然とした態度をとったほうが良いです。とにかく、なめられないことが大事です。

フランスはパリを始め各街に滞在しながら南下し、スペインに入国するルートをとりました。スペインは北部のサンセバスチャンという美食の街を始めとし、北の海岸沿いを辿りながらサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指しました。この街はバチカンエルサレムと並ぶキリスト教の三大巡礼地の一つに数えられます。そしてこの街に向かう巡礼路は世界遺産登録されています。この街もとても美しいですが、スペインの北西部、しかもかなり端っこに位置してるので行きづらく、観光客もあまりいませんでした。

コンポステーラの街を出ると南下していったんポルトガルに入国しました。ポルトガルで特に印象に残ったのはポルトという街ですね。世界遺産登録されてることもあり、川に沿った街並みがドイツとはまた違った南欧らしい美しさを感じました。南欧らしい美しさ?って自分で言っててちょっと疑問ですね…。ドイツの街並みが絵本に書いた可愛らしいものに対して、南欧はちょっと寂れてるのかな?特に地中海沿いは。ちょっと寂しげな、哀愁漂う異国情緒を感じるんですよね。
それから、ポルトガルの首都リスボンへ。リスボンでは夜に見た大西洋に浮かぶ月がとても印象深かったです。とにかく大きな満月でした。今まであんなの見たことがなくって、まるで月に吸い込まれてしまいそうになるくらい近く、そして美しかったです。いつの時代も人々が月に想いを馳せる理由がなんとなく分かった気がします。

さて、次はスペインに再入国しマドリードを目指すのですが、このマドリードで最低最悪なトラブルに巻き込まれます。今思い返しても本当腹立つわ〜!😠
とりあえず次回にまわします(笑)

せーいち

エクセルシオール カフェ…あれ?

久しぶりのエクセ「ル」シオール。ちょっと値段が高めなので中々普段使いは出来ません。でも、ここの椅子とかソファー、座り心地がとても良いんです♪久しぶりに来て座ってみたらとても気持ち良くって!

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今回はミルフィーユケーキにコーヒーのブラックを♪甘さも控えめですね。っていうか、だいたい甘さ控えめなのかな?今時のスウィーツは。ただもう少しパンチがあっても僕は好きです。お上品な感じはしますが、やっぱり僕はドトール推しですね♪

そんなエクセ「ル」シオールですが、つい最近までこの「ル」が抜けてずっと「エクセシオール」って思ってたんです。気付いたきっかけは仕事先のバイトの子達が掛け持ちのバイトについて話してたこと…

バイトAさん「あたし、今度掛け持ちでエクセルシオールで働くことになったんです。っていうか今までずっとエクセシオールって思ってて、面接した時に間違ってるって言われて初めて気付いたんです!」

バイトB君「うわぁ、ダサっ!そんな間違い普通しないでしょ。」

僕「(え…?)」

それから物凄く気になって、即刻近くのエクセルシオール行って看板見ました(笑)

うわぁ、マジか〜(>_<) でもさ、エクセシオールのが言いやすくない?…そんなこんなで長い間してた思い違いを正すことが出来ました。

間違いは誰にでもあるし、恥ずかしいことじゃない。だからバイトB君、ダサいなんて言わない!本当にダサいのは、間違ってるってことを認めないこと。バイトAさんや僕は間違いを認めた。それだけで立派な事。でもね、やっぱり思うんです…

「ル」がない方が言いやすくないかぁ〜??

せーいち

東京のゴミ出し

今日は可燃物のゴミ出しの日でした。別に特別な日でもなんでもないんですが、ふと愛知にいた時のゴミ出しを思い出しました。するとある疑問が浮かび上がってきたんです。

あれ?そういえば東京ってカラスとかネコ対策用のネットがゴミにかぶってないなぁ?

なんかもう今更な疑問ですが、そういえば無いなぁ…。ちなみに現在僕は中央区在住ですが、ネットが被せられてるの見たことないんです。しかもゴミがカラスとかに荒らされてるのも見たことがない。

そういえば上京してからカラスの鳴き声を聞いてない気がするし、姿も見かけないかも。鳩は普通にいるんですけど、カラスは見かけない…。野良猫もほとんど見ないです。見れたらラッキーくらいな感じです。愛知にいた頃はよく近くの公園で野良猫を見かけたものです。

東京は大都会で人がめちゃめちゃ多いイメージがありますが、自然もちゃんとあるんですよ!あ、でも新宿駅の人波にはいまだに慣れません(笑)

せーいち

上京前のお話⑨〜ドイツ留学時代 ドイツのクリスマスと年越し~

大学生活前半も終わりに近づく頃、ベルリンの長い冬は更に寒さが厳しくなり、春が待ち遠しくなります。そんな暖かさへの憧れからか、12月の初めともなるとドイツでは既にクリスマスマーケットが開かれます。寒い時期を暖かなイルミネーションの光が照らしてくれるおかげで、何故かそれほど寒さを感じなかったです。ドイツのクリスマスマーケットは本当に感動ものです!ぜひ一度この時期のドイツを訪れてみてください!

さて、12月といえばクリスマスですが、この時期ベルリンの街は本当に静寂に包まれます。日本でのクリスマスはけっこう賑やかですが、ドイツのクリスマスは本当に静か。なぜなら、ドイツではクリスマスを家族と過ごすから。日本は家族というよりは恋人とかと過ごすことが多いと思います。外はイルミネーションで華やかに彩られてちょっとしたお祭りです。でもドイツは違う。どちらかというと、日本のお正月みたいな雰囲気。正月の三が日ってすごい静かな雰囲気ありますよね?あんな感じです。多分他のヨーロッパの留学生も同じなのか、クリスマスにはだいたい家族と過ごす為に一時帰国してました。なので、寮もすごい静かでしたね。

さて、僕はクリスマスをどう過ごしたかというと、残った寮の子達とホームパーティに行ったりしてました。そうそう、寮の子達といえば僕の他にもう一人日本から来た男の子が居たんです。彼の名は「たかし」くん。早稲田大学から僕より一ヶ月遅く留学に来た男の子。彼の存在は非常に心強かったです。ベルリンはまだまだ日本からの留学先としてはマイナーで、日本人が少ない。それは語学を勉強する上では良いことですが、少なからずは自分と同じ国出身の人と関わりあいを持ちたかった。同じ悩みを共有出来るから。


そんな彼との繋がりもあって、ベルリンに住む他の日本人の方とも知り合えました。彼らとはとても楽しい時を過ごしましたが、中でも思い出深いのが「二回年越しをしたこと」ですね。二回の年越し?…そうです。つまり、ドイツの時間と日本の現地時間の両方で年越しをやったのです!日本の年が変わる瞬間を計算して、年を越す前に僕たちはジーゲスゾイレ(戦勝記念塔)に上りました。そして年越しの瞬間になったら塔の上から大声で叫んだのです。

明けましておめでと~!!

なんとも奇妙な年越しでした。空がまだ明るく、青々と透き通っていましたから。ベルリンは特に冬なんかは雪とか曇りがちなことが多いんですが、その日はほぼ快晴でした。あの時の瞬間は本当に夢のようでした。…いいえ、たぶん当時はそんなこと思ってなくて、寒いな~くらいしか考えてなかったでしょう。振り返れば振り返るほど、遠い日の思い出がいかに貴重なものだったかを実感するものです。

さて、日本バージョンで年を越したら次はドイツバージョンです。同じ日本人のメンバーで年を越すためにベルリンの中心部に向かいました。そこでドイツの年越しに驚愕!めちゃくちゃうるさいんです(笑)もうね、やばいですよ!ロケット花火とか爆竹とかが町全体に響き渡り、さながら戦場のようでした。あまりにやかましいし、色々と飛び交うはで身の危険を感じるほどでした。後に調べたところ、ヨーロッパはクリスマスは静かだが新年は賑やかに迎えるようです。中でもベルリンの年越しはかなりうるさくて有名らしいです。あぁ、道理でね!

そんな感じで年末・年始を過ごし、年明けは大学のテスト勉強をしていました。そしてテストが終わったらいよいよ大学生の特権である長期休暇。この休暇を使い、僕はヨーロッパ放浪の旅に出る計画を立てていたのです。憧れたヨーロッパ…一体どんな事が僕を待っているのでしょう?

つづく

変なホテル

散歩っていいです♪ドライブとかサイクリングなんかもいいんですが、僕はとにかく歩くのが好き。
上京してから特に感じるんですが、とにかく小さな発見が多いんです。しかも何度も歩いてる道や見慣れた景色の中でも、これまで気づかなかったお店とか場所とか、色々な発見が出来るんです。これが自転車だと案外難しい。視界には入ってるんですが、見過ごしてしまうのです。

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なにこのお店!?めっちゃ気になるし!

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ふと信号待ってて上を向いたら目に入る。
なにこのホテル(笑)いつもよく歩く道なのに全然気づかなかったですわ~。

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ってな感じで大好きな築地までお散歩~♪

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ちょっとボケたけど…テリー伊藤の実家の丸武さんの玉子焼きを朝食に!
これ1個100円なんだけど十分な量だと思います。そして何より、美味い!!

普段から歩き慣れてる道でも新たな発見がけっこうあるものです。だから散歩は面白いし、僕は歩くのが好きなんです♪
忙しい生活の中でも、たまには周りを見ながらゆっくりと歩く…僕もそんな余裕が欲しいなって感じる今日この頃でした。

っていうか変なホテル気になる~(笑)

せーいち

ビラ配りマイスター

私は外でパンなどを頬張って食事を済ますことが多い。

お店の中に入って食事をすることが、実はあまり好きではない。ではもっぱら家の中かというと、そうでもない。「外」がとても好きなのだ。肌に触れる風を感じて、街路に沿って生える木々や小さな花といった都会に生きる自然を、そしてその中に流れていく人波を見ながらパクっと食べる。ただ食欲を与えるだけでなく、また別の活力を与えてくれる。

その為か、街路に立ち止まりながら(あるいは座りながら)何かしら食べてるとよく知らない人に声をかけられる。その大半はカットモデル。次にアンケートが多い。つい、先日も秋葉原で同じようにパンを頬張りながら人並みを眺めていた。ビジネスマンや海外の旅行者、個性的なファッションを身に纏う人…秋葉原も中々に面白い街だ。

そんな中、ふとビラ配りをする若い女の子が目に入った。20代前半くらいか、あるいは20歳になりたてくらいかもしれない。可愛らしい子で、寒い中一生懸命配っていた。頑張れ!と心の中で静かに応援し、再びパンを食べるのに集中する為やや下に視線を切り替えた。そうしてしばらくすると、私を呼ぶ声が聞こえた。私は再び頭を軽く上げなから、声の方向に目線をやった。その声の主は先ほどそこでビラ配りをしていた彼女だった。

 

ビラ配りは行き交う不特定多数の歩行者に対してするのが普通。わざわざ私という特定の人間に向かって来るなんて何事かと、ちょっと驚いてしまった。

「すみませ~ん。最近この近くにオープンしたばかりの美容院のものなんですけど…。いい感じに髪伸びてきてますね!よかったら髪切りませんか?今ならこの値段で切れちゃいます!」と言いながら彼女は配ってたビラを見せてくれた。なるほど、今回はカットモデルとは少し違うようだ。新店の営業であった。通常ならシャンプー付きのカットが税込み¥5400のところ、新規は半額の¥2700、さらにこのビラをもらって来てくれた方には¥2160にしてくれるとのことだった。一瞬、切ってもらおうかと思ったが、そんな考えを私はすぐに制した。髪を切ってくれる場所や人というのは、値段よりもさらに重要だ。金には換えられない部分が多い。私は浮気なぞしない。(実は出費が色々重なり、金銭的に余裕がないのが本音)

 

ビラ配り…彼女の姿が最近知り合ったある知人の事を私に思い出させた。この前、その子と一緒に飲みに行ったのだが、その子は派遣に登録をしていてよくビラ配りのバイトをしているという。その子いわく、配るビラの内容や場所によって何枚配れるかがだいたい分かるというのだ。そして内容によってもらってくれそうな人とそうでない人を瞬時に見極めるため、誰にでも声をかけるわけではないという。

「私にビラ配らせたらすごいっすよ!」

 

ふむ、たかがビラ配りと侮るなかれ。どんな仕事であろうが、ある点に秀でる事は中々に難しいものだ。それが役に立つか羨ましいかはまた別として、とりあえず私は知人に敬意を表してこう呼ぶことにする…

「ビラ配りマイスター」と…。

 

せーいち