30歳 美活男子の東京徒然日記

30歳男子の東京生活日記です。ただの日記ではなく、色々な情報を発信していきたいと思います!

えぇー!?落ちてんじゃん!

皆様、こんにちは♪

 

先日、ドイツワインケナー試験ってのを受けたって報告しましたね。

そして、早くも結果が来まして…見事に落ちました(笑)

 

えぇー!?ノリで何とか受かるでしょ♪、と思いながら受けたら、落ちました(笑)

外面は笑ってますが、内心めちゃくちゃ悔しいです…。悔しいというよりは、許せないんですよね、自分を。あぁ…やっぱり何事も油断してはならないんだと実感しました。

自分は天才でもないし、特別な何かを持っているわけでもなかった。でも、今までいろんな事を乗り越えられたし、一定以上の事はしてきたつもりでした。でも今回はダメだった。恐らく今まで乗り越えてきた試練的な物に比べれば屁でもない今回の事、それすら乗り越える力を無くしたという事でしょうか…。いいえ、力はまだ十分あったはず。ただ、今回はその力を自分自身で否定してしまったんです。何事にも挑戦しそれに向かって突き進む、という事をこのブログで偉そうに皆様に伝えたいとか言ってましたが、本当に伝えたい相手はこの八雲正一、自分自身になのかもしれません…。

 

とりあえず結果は素直に受け止めるしかありませんよね!これで終わりじゃないし、来年こそはレベル100まで上げて完膚なきまで叩きのめしてやりますぜ!!

 

せーいち

上野に異国の地が存在していた件

先日、上野をぶらっとふらついてました。
そん時はちょっと雨降ってましたが、まぁ許容範囲です。
たま~に行くんですよね、上野。けっこう安く色々売ってるし、店も多いので便利ですよ♪
流石な観光名所、こんな微妙な天気でも観光客が多く、外人さんもいっぱいいましたよ!
f:id:enjoy-bikatu-life:20171107023102j:plain
f:id:enjoy-bikatu-life:20171107022957j:plain

今話題の赤ちゃんパンダ「シャンシャン」に因んだ商品もございました。可愛いですよね♪生で見てみたいなぁ…

f:id:enjoy-bikatu-life:20171107023301j:plain

ふらっと歩いてて見つけた、何これ(笑)上手いんかな~?
f:id:enjoy-bikatu-life:20171107024136j:plain
カレーは飲み物ですか、そうですかぁ…。東京はホント、面白い店がたくさんあって飽きないですね(;^_^

さて、色々とぶらついて買い物した後、上野の「裏観光名所的な」場所に行ってきました。
f:id:enjoy-bikatu-life:20171107024750j:plain
f:id:enjoy-bikatu-life:20171107024856j:plain

ここ、ネットとかではかなり有名な上野のアジア系地下食品街です。
一応館内撮影禁止となっているので、中の売り場までは撮影はしませんでしたが、もうこの階段に足を一歩踏み入れた時から「日本じゃない感」は感じます(笑)もうね、匂いが違うんですもの!それに合わせてまとってる雰囲気も違うし、店員さん、お客さんも明らかに日本人ではないですから。売ってるものも、活きザリガニや活き鯉、豚や鴨の目ん玉付き頭など、とにかく日本のスーパーでは売られていないものばかりです。アジアのマーケットに近しいものを感じられると思います♪

皆様、上野にお越しの際は是非とも「異国の地下食品街」に訪れてくださいまし~

せーいち

上京前のお話⑤〜ドイツ留学時代 いよいよ学生寮へ~

さて、先回なんとかベルリンに到着しましたが、その後も色々と面倒な事が起こりました。それではいよいよ具体的な留学生活をお話したいと思いますが、実はあまり覚えてないんですよね〜留学生活の事。ですので、思い出しながら何となく当時のことを話せられればと思います。最初のほうにも言ったんですが、僕って楽しかった記憶ってあまり思い出せないんです。特にドイツ留学時代は僕にとって一番って言うくらい輝かしい時でした。その輝きは余りに眩しすぎて、記憶の目で見ることはもう難しいのです…。でもなんとか思い出してみせますよ!笑

ベルリンに到着しまして次に向かう場所は、僕の寝床の大学の学生寮でした。先回お話しした時は、さぁ果たしてたどり着けるのか!?みたいなこと言ってたんですが、実は案内人がちゃんとおりまして、ベルリンの空港で落ち合うことになってました。 その案内人は僕の留学先の大学生の女の子でした。そしてその子は僕の通ってた大学に交換留学をする予定の女の子でもありました。そう、これが交換留学なのです。つまり、お互いに提携校の学生を送り出して面倒みてやる、って感じ。

さて、空港のロビーで待ち合わせる予定で、顔もお互い分かんなかったんですが、空港がマイナーで日本人も少なかった事もあって相手はすぐに気付いてくれました。彼女の名はユリア。日本大好きかつV系が大好き。とりあえずお互い自己紹介して空港にあるカフェでおしゃべりしました。日本の音楽の話になると彼女は目を輝かせながら僕に尋ねる、「あなた、V系好きでしょ!?雰囲気で分かるわ!DIR EN GREY私とっても好きなの。日本じゃけっこうコアだけど、海外じゃかなり有名なのよ。他にも色々好きなV系バンドがあるのよ!これでしょ?あれでしょ?…うんぬんかんぬん」いやぁ~本当によく知ってんなと感心しましたよ(笑)っていうかユリア、僕は別にV系が好きなわけではないんだが…(;^_^

そんな感じで話に花を咲かせてると、みずぼらしい恰好をしたおっちゃんが話を遮るように割り込んできました。おっちゃんの目的は安い新聞を高値で売りつける事。しかもけっこうしつこい。そんなおっちゃんをユリアは男顔負けに追い払う。「あんたしつこいわよ!いらないって言ってんだからサッサと目の前から消えなさいよ!」…ドイツ人の女性って強い(笑)さすがゲルマン人!ユリアが言うには、外国人、とりわけ日本人の観光客を見かけると執拗に物を売りつけてくる乞食が多いとのこと。日本人は押しに弱く優しい人が多いからだという。「隙を見せちゃダメよ!イエスorノーではっきり答えるの!」そんな風に彼女は言っていました。
この事は日本と外国の違いをよく表していると思います。我々日本人は物事を白黒はっきりさせるよりも「曖昧」を美徳と感じる事が多いですから。どちらが良いかなんて優劣はつけようがないと思います。僕は曖昧さも大好きですよ♪

話も落ち着いた頃、いよいよ空港を後にして僕の寝床である大学の寮に向かいました。彼女に連れられながら公共交通機関を使い、目的地を目指していました。その道中、ベルリンの街並みを見ながら様々な思いが自分の中にこみ上げてきました…。憧れの地ドイツ、その中で初めて訪れたベルリンの何と自然が豊かで落ち着きのあることか!パリやミラノなどの観光名所ほどの派手さはないが、東西に分かれていた頃の面影を残す場所がチラホラあり、歴史情緒もほどよく感じられる。アーティスティックな落書きがサブカルチャーな雰囲気を漂わせる芸術の街。ずいぶん遠くまで来たんだな…。

今ブログを書いていると忘れかけてた昔のことを次々と思いだしてきます。ブログってこんないいこともあるんですね!

さて、なんやかんや到着して、ユリアとは一旦お別れしました。ダンケ、ユリア!
大学の寮はたくさんの木々に囲まれた中に存在していました。外観は白く質素な建物が何棟か存在していました。学生寮に管理人室、洗濯場からファンキーな学生のバーや小さなライブステージまで付いてました。あぁ、これからどんな留学生活が始まるんだろう?!
とりあえず色々手続きしなきゃで面倒だな〜。まだふらっと街を見て回ったりする余裕も無かった若き日のせーいちでございました

つづく

ドイツワインケナー試験 受けてきました!

皆様、こんにちは!

 

今日、都内で行われた「ドイツワインケナー試験」という試験を受けてきました!

f:id:enjoy-bikatu-life:20171105212452j:plain

って言っても、そんな試験聞いたこともないよ、という方が大半だと思います(笑)

ドイツワインケナー試験というのはドイツワインが好き!興味がある!という方の為の試験で、ドイツワインケナーというのは「ドイツワイン愛好家」という意味らしいですよ♪ なので、ソムリエのように飲食業の実務経験も必要なく、お酒が飲める20歳以上の方ならどなたでも受験可能です。国家試験でもなくソムリエ試験に比べて認知度もまだまだ少ないですが、ドイツ大使館も後援する信用ある試験らしいです。興味がある方はぜひ一度受けてみてはいかがでしょうか?

 

そもそも、私せーいちは何でそんな試験を受けたのかといいますと、ブログで紹介してる通りドイツに留学してたこともあり、ドイツワインにも多少興味があったからです。でもドイツに関しては断然ビールのほうがいいですね!安いし(笑)

 

試験は14時~16時の二時間で、筆記試験50分+テイスティング試験30分の構成でした。その他はオリエンテーションテイスティング試験準備の為の休憩時間でした。筆記試験は100問ありマーク式がほぼほぼでした。記述は4問ほどで、記述と言っても地域名をカタカナで書かせる程度のものでしたので、そこまで神経質になる必要はありませんでした。テイスティングはグラスに注がれたワインが5種類ありまして、白3種類、赤2種類でした。品種名・生産地域・その地域に関する単語などの項目がマークシートの選択式で出題され、けっこう難しかったです。特にドイツは白ワインがいまだに主流なので、代表的なドイツの白品種・メジャーな生産地域を飲んでおく必要性を感じました。赤に関してはドイツの代表的な品種や地域は白よりも限られてくるので、別に飲まなくても知識だけでいけました。事実、今日の試験で僕は赤に関しては全て正解しましたが、白に関しては3つのうち2つの品種を間違えました…。

正直、今回の試験は受かってたらラッキーですね…。というのも、今回の試験は全く勉強や対策もせずに臨んだんです。私、勉強全然してなかったけど受かっちゃった~(実は影ながら猛努力!)とも違うんですよ、今回は!僕は何かしらの試験を受ける時、追い込まれるのが嫌だしビビりなのでかなり前から対策をして万全の状態で臨む性格なんです。そのため、けっこう努力します。でもね、今回ばかりは本当に何もしなかったし、出来なかった。上京してまだ間もないうえ、仕事も休みが不定休なので正直試験自体を受験できるかどうか不透明だったんです。その上、ソムリエ試験を勉強してた時の記憶がまだ残ってれば勉強しなくてもいけるだろ!って高を括って何の対策もしなかったんです。

何事も下準備は必要なんだな~って思いました。そして試験後、乃木坂で行われてたドイツフェスティバルに行ってきました♪

f:id:enjoy-bikatu-life:20171105212840j:plain

f:id:enjoy-bikatu-life:20171105213019j:plain

 

なんだかベルリンにいた頃を思い出しますね…。

f:id:enjoy-bikatu-life:20171105213425j:plain

これこれ、ソーセージのフライって料理食べました!ドイツの食べ物と言えばソーセージですが、ソーセージをフライにするのって聞いたことがなくってついつい食べちゃいました♪ソーセージの皮をあえて剥がしてフライにしたものだそうです。とても美味しかったし、何より500円と安い!ドイツフェスティバルの食べ物ってだいたい1000円前後ですからとても安いですし、ボリュームもありまし。皆様ぜひ一度ご賞味くださいませ~♪

 

せーいち

紫外線ってそもそも何?

皆様、こんにちは!

さてさて、前回のブログで紫外線とかSPFPAって何だっけ? おさらいしましょ♪と言っておきながら、1週間くらい経ってしまいまして、ごめんなさい!
色々とバタついてたのでございます…。

ではまず、紫外線から見ていきましょう。
紫外線とは「太陽が放つ光の一種」です。英語では「Ultraviolet」と言い、よく聞く「UV」ってUltraの「U」、Violetの「V」の略語なのです!

私達を照らしてくれてる太陽の光にはいくつか種類があります。その中でも主な物が下の3つになります。

可視光線(目に見える光)
・紫外線(目に見えない光)
・赤外線(目に見えない光)

紫外線は太陽の光だけど、我々には見えないんですね!
そしてこの紫外線自体も「3つの波」とやらをもってるようですよ。
3つの波とは…

・UV-A波
・UV-B波
・UV-C波

う~ん…アルファベットばかり並んですぐに忘れてしまいそうです(笑)
とりあえず略語のUVにABCのアルファベットがついてるだけと覚えてしまいましょう!
このうち我々人間に影響を及ぼす波が「A波」と「B波」です。じゃあ「C波」は?と思う方もいるでしょう。
「C波」という波は、とても人体への影響が強い光です。しかし、一方で「波の長さ=波長」がとても短く、地球がまとっている「オゾン層」がしっかりガードしてくれるので、私達の住む地表に届く心配はほぼないと考えていいでしょう。

さて、ここで「オゾン層」という誰もが一度は聞いたことのある単語が出て来ましたね!
地球は上空に上がるにつれ「いくつかの層」に分類されております。中でも紫外線にとって重要なのが「オゾン層」です。
オゾン層は簡単に言うと…「太陽の光から地球を守ってくれるバリアー」みたいなのもです。このオゾン層のおかげで、波長が短いものは我々へ直接届かないのです。「波長」と「人体への影響」は下記の様に反比例します。

<太陽が放つ光の波>
波長が短い=人体への影響が強い
波長が長い=人体への影響が弱い

例えば紫外線ABC波だと、

・Aが一番長くて我々に届きやすいけど、人体への影響は弱め 
・Cは一番短くて通常我々のいる地表に届くことはない、でも人体への影響は強い

この波長の長さのことは頭の片隅に置いて頂ければ、と思います♪要するに…

・太陽の光の一種=紫外線
・紫外線=3種類の波、A・B・C波を持つ
・我々の人体・美容に関わる波=A・B波の2つ!C波無視!

上記の事をおさえていれば美活ライフはOKです!

それでは、我々に影響のある紫外線A・B波はそれぞれどんな特徴があるのでしょう?
ここでも「波の長さ」が関連してきます…

・A波…波の長さがB波よりも長い。その分直接肌へのダメージが弱く、B波のようなすぐに肌への直接的なダメージを与えるわけではない。とはいえ、波長が長いので肌の奥深くまで届いてしまう。さらに、窓ガラスや雲なども通りやすいようで、肌への対策を油断しやすい。紫外線中に含まれる割合も9割を超えている為、実は一番厄介。

・B波…人体への影響はA波より強く、赤く焼けたり(サンバーン)、メラニン色素の影響で黒くなる(サンタン)といった、目に見えた日焼けの症状はこの波の影響。でも波の長さは短いので、A波に比べると深くまでは届かない。

以上がA波B波それぞれの特徴となります。
肌へのダメージって一見するとB波が強く、すぐに症状が現れるからある意味分かりやすいですね!
でも、実は症状の実感が薄いA波の方が長い目で見ると危険なのかもしれません。肌へのダメージが知らないうちに少しずつ蓄積されていき、年齢を重ねるにつれ徐々に現れていくんです。

何はともあれ、どちらの波にも対応できるように日常のケアをしていく必要がある、ということですね!そしてその為に必須なのが紫外線クリームですね♪
次の記事では紫外線用クリームによく記載のある「SPFPA」について見て行きましょう!

ついつい忘れちゃう「SPF・PA」

さてさて、前回はお肌のトラブルを引き起こす「紫外線」のお話でしたね。
今度はそんな紫外線から私達を守ってくれる「紫外線クリーム」についてのお話、中でも必ず記載されてるSPFPAの意味についてお話したいと思います!この二つの単語の意味がよく分からない方、何となく分かるけどいざ買う時に忘れちゃう方(僕もそうです笑)、今一度おさらいしましょう♪

SPF·PAの意味を理解する上で重要なのが、前回話したUV-A波とB波です。ん?何だっけ?と、僕みたいにすぐ忘れちゃう方、繰り返しおさらいして叩き込みましょう!

・紫外線(UV=Ultraviolet)は人体に悪影響を与える2つの波を持つ。その名は「A波」と「B波」

・A波=肌への影響は弱いが、波長が長くて肌の深くまで届く。曇や窓ガラスも通り抜けるし、紫外線の放つ波のう8~9割くらいを占めるので、実は厄介者。

・B波=一般的な日焼けやシミ・そばかすは主にこのB波が原因。肌への影響はA波より強いが、波長が短い。直接日光に当たらない、日傘を使うなどの対策をすればOKで、むしろ意識的に対策がしやすい。地表に届く割合も2割程である。


こんな感じでしたね。そしてSPFPAというのはこの2つの波に対する「防御力」を数値で表したものとなります。具体的には…

SPF…「B波」に対する防御力を30~50の数値で表したもの。もちろん数値が高いほど防御力は強い。

PA…「A波」に対する防御力を4段階の「+」の数で表したもの。「+」が4つであれば最も防御力が高い。


つまり「SPFはB波」に、「PAはA波」にそれぞれ対応したものとなっています。そして数値で各紫外線に対する防御力が表されています。数値が高ければもちろん紫外線への防御力が上がるわけですが、その分肌への負担も大きくなるので、自分のライフスタイルや季節・天候などを考慮して自分に合った紫外線クリームを見つけたいですね♪
ちなみに僕はどっちがどっちの波に対応してたかよく忘れます。なので覚え方として、「PAのAはA波のA」と覚えています!SPFは消去法でB波ですもんね笑

近年は女性だけでなく、男性なども紫外線対策として日傘を使用しているのを見かけます。個人的には賛成しています。だって紫外線が与える悪影響に男性女性はあまり関係ありませんので。でもやっぱり抵抗がある人も多いと思うので、まずは紫外線クリームやスプレーなどから始めましょう!若いうちから始めるのがベストですが、今からでも全然遅くありません!美容の為と考えるのに抵抗があるなら、「一番の資本である自分の身体の為」と考えましょう。

ぜひ素敵な美活ライフを送ってくださいまし♪

せーいち

上京前のお話④~ドイツ留学時代 ベルリン到着~

僕の留学生活の舞台、ドイツのベルリンへ行くには2つの空港を経由しなければなりませんでした。
一つ目はフランスのシャルルドゴール空港、二つ目はドイツのフランクフルト空港。フランクフルト空港に到着した時にはもうベルリン行きの便が無かったため、ホテルで1泊しました。もっとスムーズに行きたかったんですが、中部国際空港からベルリンへの直通が無かったんです。今はあるのかな?多分フランクフルト航空使えばフランクフルトへの直通はあったのかも。でも僕が利用したのはエールフランスで、ヨーロッパの航空会社の中でも比較的安かったんですよね。だからそんな回りくどいルートにした気がします。

最初仏に着いた時、とても奇妙な感覚でした。日本を昼間に出て、着いた頃は夜で暗いはずなのに外は明るい。時差ってやつですね。でも、正直時差ボケや長時間のフライトの疲れなんて感じませんでした。いや、感じる余裕も無かったんだと思います。1人での海外は初めてだったし、全ての事が新鮮だったのですから。

パリ、フランクフルト両空港ともただの経由地ではありましたが、今でも覚えている事がいくつかあります。フランスの空港では銃をぶら下げた軍人さん達が普通に歩いてて、それに衝撃を受けましたね。うわ、外国の空港すんごい!って(笑)
フランクフルト空港では併設されたホテルの受付だったおじさんがとても記憶に残ってますね。といっても格別何か印象的だった訳ではないです。そのおじさんは初め英語で話しかけてきたんです。外国人にはとりあえず英語を使う、それは日本でも同じだと思います。でも、こちとら大学でずっとドイツ語を学んできた身ですので(ドイツ語専攻だったのです!)、ドイツ語で話すのが流儀だろう!ってなわけでドイツ語で返答しました。そしたらおじさんの表情が凄く明るくなったんです。別に元が暗かった訳じゃないですが(笑)それからまだ不慣れなドイツ語を使って会話しました。

何ら特別な事でもなかったわけですが、この時の事が妙に印象に残りました。英語は確かに世界共通語という位置付けです。でもやっぱり誇れるのは自分の国の言葉=母国語だし、異国の人が自分の国の言葉を勉強して話しかけてくれるのは嬉しいですよね♪
英語は確かに便利ですし、学んで絶対損はないです。でも、何故学ぶのか?単に就職や国際的な利便性だけで学ぶのか?…もし自分に子どもが出来たらその当たりを考えて学ばせようと思います。

さて、何やかんやでフランクフルトを後にして、我が留学の舞台ベルリンに到着しました!最初、着陸時に窓から街全体の景色を眺めていたんですが、その時の感想が…「これ、本当にドイツの首都なの?」でした。簡単に言うとすごい田舎臭かったんですよ(笑)森や木々、湖などとにかく自然に溢れてた。日本の東京みたいな高いビルも非常に少ないし、中心部ですら緑に溢れて落ち着きがある街でした。一般的なイメージに近い首都は、むしろフランクフルトの方でしょう。フランスのパリやスペインのマドリードなど、ヨーロッパ数カ国の首都を訪れた事がありますが、ベルリンは少し異質でした。街は栄えてるけど、流れる時間がゆるやかで落ち着きがありました。

留学前や留学初期は留学先がベルリンだった事に内心不満を抱いてました。だって僕が想像してた典型的なドイツのイメージとは違いましたから!留学前はヨーロッパで一番の経済大国ドイツの首都っていうくらいだから、東京やニューヨークみたいなのをイメージしてました。でも、違った。そして帰国が間近に迫るにつれて、だんだんと分かってきたのです。僕はベルリンが大好きになっていたことを…。

しかし、ベルリンってなんであんな首都らしくないんだろうか?この理由は帰国後に大学の先生達と話したり、自分で振り返ってみて分かりました。どうやら「物」の集まりが関係するようです。ここでいう「物」とはかなり広い概念、人、政治、経済・金融、文化・観光、交通網 …etc です。
つまり、「物」がどれだけ集約されてるかによるんです。東京やパリなんかは典型的な例で、全てが集約されてます。これに対してベルリンは物があまり集約されてないんです。政治機能はもちろん首都であるベルリンにありますが、経済はフランクフルトに、観光なんかはやはりドイツ南部のミュンヘンに集約しています。すでに述べた通り、ベルリンはドイツでもかなり北で、しかも東側の北東よりにあるので、欧州観光に組み込みにくいんです。ドイツ国内だけ、あるいは北欧·東欧の観光と組み合わせるならまだ行きやすいんですが、やはり多くの方はフランスやイタリアなどの国と組み合わせていくと思います。そうなるとベルリンってちょっと遠いんです。観光場所ももちろんあるけど、パリやローマと比べるとマイナーになってしまいます。

とにかくベルリンは他の国の首都と違って物があまり集約してないってのが特徴だと思います。ドイツ国内の他の都市に上手く分散されているのでしょう。

そんな感じで、ベルリンは本当に落ち着きがあって「住みやすい」街でした!何より他の首都と比べて物価が非常に安いんです。なので、若者にとってはとても助かるので、けっこう学生さんや、若い芸術家達が多く住んでましたね。ベルリンって意外にも芸術の街なんですよ♪でも、パリやローマ、ミラノみたいな歴史があって洗練された芸術じゃないんです。どちらかと言えば、モダンでサブカル要素が入ってる芸術かな?僕は芸術分かんないけど(笑)パリやミラノが東京で言う銀座なら、ベルリンは下北沢に近いかな?そんな感じのイメージです。

さて、何やかんやありながらもベルリンに到着しまして、次に向かうは僕の寝床になる大学の学生寮!でもドイツの交通事情とか分かんないし、乗り換えとか大丈夫かなぁ…。